Modalis Therapeutics Corporation · TSE:4883

Modalis Therapeutics — Investor Presentation (December 2023)

53 slides from Modalis Therapeutics's investor presentation, Dec 6, 2023

  1. Slide 1: モダリスの遺伝子治療と事業戦略について

    モダリスの遺伝⼦治療と事業戦略について 株式会社モダリス (証券コード︓4883) 2023年12⽉6⽇ Copyright and proprietary to Modalis

  2. Slide 2: 本資料の取扱について

    本資料の取扱について • 本資料は、関連情報のご案内のみを⽬的として当社が作成したものであり、⽇本国、⽶国またはそ れ以外の⼀切の法域における有価証券の取得勧誘または売付け勧誘等を構成するものではありませ ん。⽶国、⽇本国またはそれ以外の⼀切の法域において、適⽤法令に基づく登録もしくは届出また はこれらの免除を受けずに、当社の有価証券の募集または販売を⾏うことはできません。 • 本資料及びその記載内容について、当社の書⾯による事前の同意なしに、何⼈も、他の⽬的で公開 または利⽤することはできません。本資料に記載された将来の業績に関する記述は、将来情報です。 将来情報には、「信じる」、「予期する

  3. Slide 3: Modalis概要

    Modalis概要 • CRISPRによるエピゲノム編集薬開 発を世界で最初に始め、リードす るバイオテック企業 • 2016年設⽴ • 東証上場 (グロース 4883) • 本社=東京、研究開発拠点=⽶国マ サチューセッツ州ウォルサム • ~40 FTE • 代表取締役CEO: 森⽥ 晴彦、元キ リンビール(協和キリン)、Booz- Allen and Hamilton、 REGiMMUNE他 3 Copyright and proprietary to Modalis

  4. Slide 4: MODALIS バリューハイライト

    MODALIS バリューハイライト CRISPRを⽤いたエピゲノム編集に基づく治療薬開発に世界で最初に取り組み、CRISPR- GNDM ® プラットフォームで世界をリード 複数の動物種(齧⻭類および霊⻑類)において、⻑期にわたる発現制御と機能改善を安全性を維 持しながら実現 前臨床段階にある神経筋疾患パイプラインの他、中枢神経疾患や⼼筋症など拡張性のあるター ゲット領域 難易度の⾼いAAVに対して製造法を確⽴し、組織選択的なデリバリー法を実現 エピゲノム編集プラットフォームに精通した経験値の⾼いチーム ライセンス特許を含む複層的な知財ポートフォリオ FDAなど当局との対話を通じた明確化された

  5. Slide 5: エピゲノムはどうやって働いているか?

    エピゲノムはどうやって働いているか︖ 遺伝⼦の活動をスイッチのように制御するもの 約20,000個 遺伝⼦X 遺伝⼦Y 遺伝⼦Z スイッチボックス (転写制御領域) スイッチによる制御は⽣体にとってとても重要 5 Copyright and proprietary to Modalis

  6. Slide 6: 何でエピゲノム編集は凄いのか?

    何でエピゲノム編集は凄いのか︖ CRISPR-GNDM® は医療に⾰命を起こす新技術 CRISPR-GNDM® 技術のもたらしうる効果 X1 単回投与 効果が持続 病態を改善 反復投与を 数年あるいは数⼗年 対処療法ではなく 必要としない に渡って効果が持続 治療を実現 しかも、遺伝⼦を書き換えずに実現できる 6 Copyright and proprietary to Modalis

  7. Slide 7: 「切らない」CRISPR技術 = CRISPR-GNDM

    「切らない」CRISPR 技術 = CRISPR-GNDM® 遺伝⼦のスイッチを制御して治療を⾏う CRISPR-GNDM® (Guide Nucleotide-Directed Modulation) platform ガイド 核酸 誘導型 制御 モジュレーター 遺伝⼦のON/OFF gRNA ターゲット遺伝⼦ わざと切れなくした ハサミ dCas9 (切断活性なし) 7 Copyright and proprietary to Modalis

  8. Slide 8: CRISPR-GNDMはどのように作用するのか?

    CRISPR-GNDM®はどのように作⽤するのか︖ AAVベクターに搭載され、⽬的の細胞に送り届けられた後に、ターゲット遺伝⼦のスイッチに作⽤ GNDM inside ④タンパク量 ②GNDM の変化が薬効 発現 ③ ターゲットの をもたらす 発現量制御 ①目的細胞への 遺伝子導入 ①AAVによる ④薬効 ②GNDMの発現 ③ターゲットの制御 細胞への導⼊ (GNDM expression) (target gene modulation) (Efficacy) (Transduction) 8 Copyright and proprietary to Modalis

  9. Slide 9: 他の技術に対する優位性は何か?

    他の技術に対する優位性は何か︖ 他の精密医療ではターゲットできない疾患にアプローチできる ⼀般的な アンチセンス ゲノム編集 遺伝⼦治療 siRNA CRISPR-GNDM® ⾼精度 オフターゲット 可能 可能 可能 ターゲティング 臓器にも送達される 理論的には 繰り返し投与が 持続性 年単位 年単位 ⼀⽣ 必要 ⽤途 LoFのみ 現状ではGoF GoFのみ LoF及びGoF ターゲット遺伝⼦の ⼩型の遺伝⼦に 扱える変異箇所は ターゲット臓器は サイズの制限無し 制限 制限 1箇所のみ 肝臓などに制限 DNAへの ⼆重鎖切断に伴う 無し 無し 無し 影響 リスクがある 9 Copyrigh

  10. Slide 10: エピゲノム編集は盛り上がっているのか?

    エピゲノム編集は盛り上がっているのか︖ 続々と追⾛組が設⽴。それでもモダリスは世界の先頭を⾛っている 会社名 設⽴年 資⾦調達 プラットフォーム技術 パイプライン/ターゲット疾患 開発ステージ • MDL-101/LAMA2-CMD IND enabling Modalis CRISPR-GNDM x • MDL-202/筋強直性ジス PreIND完了 2016 上場 Therapeutics AAV トロフィー(DM1) 転写活性化因⼦融 ドラベ症候群 動物試験中? Navega 合ZFN あるいは 2018 政府助成⾦ Therapeutics dCas9 AAV シリーズA DNMT-K

  11. Slide 11: CRISPR-GNDMはどんな病気に使えるのか?

    CRISPR-GNDM®はどんな病気に使えるのか︖ 筋⾁疾患を中⼼としたパイプライン 初期開発/前臨床 臨床試験 疾患名 リード IND ピボタル コード 所有権 探索/研究 前期臨床 /疾患領域 最適化 Enabling 試験 MDL-101 LAMA2-CMD*1 ⾃社 MDL-202 DM1 *2 ⾃社 ⾃社 筋⾁疾患 MDL-201 DMD *3 MDL-103 FSHD *4 ⾃社 MDL-105 DCM*5 ⾃社 MDL-104 タウオパチー ⾃社 神経疾患 エンジェルマン MDL-206 ⾃社 症候群 *1: LAMA2-related congenital muscular d

  12. Slide 12: なぜ筋肉、中枢神経、心筋症に注力しているのか?

    なぜ筋⾁、中枢神経、⼼筋症に注⼒しているいるのか︖ アンメットニーズ、送達可能な臓器、AAVが得意とする⾮(少)分裂細胞にフォーカス AAV遺伝⼦治療の対象疾患選択 アンメットニーズ 筋⾁ 肝臓 ⼼筋症 眼 中枢神経 送達可能 少複製細胞 12 Copyright and proprietary to Modalis

  13. Slide 13: 遺伝子治療は成功しつつあるのか?

    遺伝⼦治療は成功しつつあるのか︖ 近年の成功を元に、遺伝⼦治療は局所投与から全⾝投与へとターゲットを拡⼤し始めた USで承認された遺伝⼦治療薬 世界市場規模 製品名 承認年 薬価 対象疾患 開発企業 患者規模#1 (USD) 遺伝性網膜 LUXTURNA 2017 $850k ジストロフィー Spark/Roche 10万⼈に2⼈ $65M#3 RPE65 Novartis 1万⼈の新⽣児に1⼈ ZOLGENSMA 2018 $2.1M SMA*1 $1.3B#3 (Avexis) (⽶国で約1~2.5万⼈) ⾎友病B uniQure HEMGENIX 2022 $3.5M 3万⼈の男性に1⼈

  14. Slide 14: なぜ、組織特異的なベクターを使う必要があるのか?

    なぜ、組織特異的なベクターを使う必要があるのか︖ 肝臓など毒性の出やすい臓器への送達を回避し、⽬的の細胞により効率よく届ける必要があるから AAVベクター n これまでは AAV2, 6, 8, 9などの汎⽤ベクターをあらゆる Capsid トランスジーン 対象疾患に対して使っていた (キャプシド) (送り込む遺伝⼦) n これらのベクターは肝臓に送達される割合が⽐較的⾼く、 肝毒性などが⽤量の上限を規定していた n 近年開発されたベクターは対象臓器毎に選択的に送達される割合が ⼤幅に上昇する 汎⽤ベクターの時代 専⽤ベクターの時代 送達率 送達率 14 Copyright and propr

  15. Slide 15: 組織特異的のメリットは?

    組織特異的のメリットは︖ 有効⽤量を下げたり、毒性の出ない範囲を拡げることが可能→安全性ウィンドウを拡げる MDL-101など筋⾁疾患の場合 n 汎⽤ Capsid では肝毒性や⾎栓障害など、 2 Capsid そのものの毒性によって制限を受 こちらが 上げられない 1 け、⽤量を上げるとターゲット外臓器で こちらが 旧型 毒性が⽣じる問題があった 問題で GNDM n 専⽤ Capsid に移⾏することにより、⽬的 送達率 毒性域 臓器への送達率を上げられるので、 A 他臓器での毒性レベルに達すること A) なく⽬的臓器への送達量を上げられ たり、 B 同じ効果を出すために必要な投与量を B

  16. Slide 16: MDL-101とプラットフォームを共有する他のプログラム

    MDL-101とプラットフォームを共有する他のプログラムは今後どうなるのか︖ 薬効や毒性だけでなく、製造なども同じノウハウを共有するので、かなりのことが予⾒可能 筋疾患ターゲット GNDMプラットフォーム MDL-202 MDL-201 MDL-103 MD-101 16 Copyright and proprietary to Modalis

  17. Slide 17: 個別のプログラムについて

    個別のプログラムについて 17 Copyright and proprietary to Modalis

  18. Slide 18: LAMA2-CMD(先天性筋ジストロフィー1A型)

    LAMA2-CMD(別名:CMD1A, 先天性筋ジストロフィー1A型) LAMA2 遺伝⼦の変異によって⽣じる重篤な筋ジストロフィーの⼀種 罹患率 3万⼈に1⼈* MDL-101 USで1万⼈ LAMA2-CMDに対する ⽣後すぐ、あるいは 発症 あらゆるモダリティを含 数ヶ⽉内に著明 めて初めての治療法 病態 思春期を超えて⽣き • 重篤な筋⼒低下 られない場合が多い • 筋緊張低下症 • 弱い⾃発的運動 • 関節変形 • ⼼不全、硬直 原因 LAMA2遺伝⼦の変異 市場規模 $500M以上 Source: *Ophanet 18 Copyright and proprietary to M

  19. Slide 19: LAMA1をオンにすることで筋肉の機能回復を行う

    LAMA2 の変異に対して姉妹遺伝⼦の LAMA1 をオンにすることで 筋⾁の機能回復を⾏う LAMA1とLAMA2タンパクの構造 CRISPR-GNDM® での治療コンセプト LAMA1 LAMA2 筋⾁細胞 LAMA1とLAMA2の組織別発現分布 転写活性化モジュレーター LAMA1 LAMA2 組織 RNA タンパク RNA タンパク ON 筋⾁でもコードさ れているが、 脳 通常は眠っている 内分泌組織 ガイドRNA ⾻髄細胞及び免疫細胞 筋⾁ LAMA1 肺 肝臓及び胆嚢 dCas9 膵臓 消化器 腎臓及び膀胱 LAMA2 男性器 機能不全 ⼥性器 脂肪及び軟部組織 ⽪膚 19 Co

  20. Slide 20: 病態モデルで寿命の延長、筋肉量増加、筋力の増強を実現

    病態モデルで寿命の延⻑、筋⾁量増加、筋⼒の増強を実現 dyWマウスの⽣存曲線 dyWマウスの体重変化 前脚の最⼤握⼒ (⽣存率 %) (体重 g) (握⼒ gf) mMDL-101 mMDL-101 Vehicle Vehicle 群 p<0.005, log rank test 群 群 群 p<0.0001, Mann-Whitney test 量 量 ル 与 用 用 ー 投 高 低 ロ 非 ト ン コ 20 Copyright and proprietary to Modalis

  21. Slide 21: MDL-101の進捗サマリー

    PreINDを経てMDL-101は臨床試験に向けたIND enabling試験及び製造を遂⾏中 MDL-101 の進捗サマリー Ø進捗状況 n 2種の動物モデル(dy2j and dyW)及び正常動物における検証 • GNDM 分⼦の発現上昇に伴う LAMA–1 遺伝⼦及びタンパクの上昇確認 • ⽣理学的、機能的改善及びマウスの⽣存延⻑の確認 • マウスにおいて2年にわたる GNDM の発現持続を確認 n Capsid の変更(2022年9⽉) n 改良型 Capsid のマウス及びサルにおける評価試験完了 n 有効性及び安全性を確認 n 改良型 Capsid 変更にともなう製造プロセス変更

  22. Slide 22: 筋強直性ジストロフィー1型 (DM1)

    筋強直性ジストロフィー1型 (DM1) DMPK遺伝⼦の3’⾮翻訳領域にあるリピート配列の伸張 罹患率 1万⼈に約1~4.8⼈ DMは、ヨーロッパ系の成⼈に MDL-202 (2300⼈に1⼈*) おいて最も⼀般的な筋ジスト ロフィーである。 ファーストインクラスと 患者により症状の重篤 発症 発症年齢は20〜70歳(典型的 なり得る治療 度や発症年齢は様々 な発症は40歳以降) 病態 筋⼒低下と萎縮、筋緊 DMは随意筋の筋⼒低下を引き 張症 起こすが、筋⼒低下の程度や 最も影響を受ける筋⾁は、DM の種類や障害者の年齢によっ て⼤きく異なる。 原因 DMPK 遺伝⼦ 3’側 ⾮翻 CTGリピ

  23. Slide 23: DM1はCTGリピートの伸長によっておこる

    DM1はDMPK遺伝⼦の3’末端にあるCTGリピートの伸張によって おこる スプライシング異常が原因 DM1発症のメカニズム 通常のスプライシング CTGリピートの異常伸張 MBNL1 1 14 15 3’UTR DMPK遺伝⼦ 異常に拡⼤した (CUG)nリピー トはヘアピン様 MBNL1 がスプライ 構造を形成 シングに寄与 CTGリピートを 有するDMPK 5’ CAP AAA mRNA RNA to accumulate in nucleus by sequestering 5’ CAP AAA MBNL1の減少によって スプライシングの異常 isoforms of the が⽣じる

  24. Slide 24: MDL-202の動作メカニズム

    MDL-202はDMPK mRNAの転写を抑制し、MBNLタンパクが本来の機能を 果たせるように開放する MDL-202の動作メカニズム CTGリピートの異常伸張 1 14 15 3’UTR GNDM-DMPK GNDMが DMPK mRNAの 5’ CAP AAA 転写を抑制 MNBLが開放され 本来の機能を AAA 5’ CAP 取り戻す MNBLが 正常なスプライシングに 寄与する 24 Copyright and proprietary to Modalis

  25. Slide 25: Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)

    Duchenne型筋ジストロフィー(DMD) Dystrophin遺伝⼦の変異を原因とする筋ジストロフィー 罹患率 3,500~5,000⼈の男⼦ ⽐較的頻度の⾼い遺伝性疾患 MDL-201 GNDMによりUTRN遺伝 新⽣児に1⼈ ⼦を再起動させることに 発症 3歳から6歳の間に発症 よる治療法でベストイン することが多い クラスとなり得る治療 病態 筋⾁の減退及び萎縮を 幼児期に運動発達の遅れが始 含む筋ジストロフィー まり、筋⼒低下が進⾏して12 の中で最も重い臨床症 歳までに⾞椅⼦になる。その 後、⼼筋症や側彎の進⾏、呼 状 吸器系の合併症など 原因 Dystrophin遺伝⼦の変 遺

  26. Slide 26: Dystrophinは大きすぎてAAVに搭載できない

    Dystrophinは⼤きすぎてAAVに搭載できないため、機能を犠牲にして⼩型化し なければない Dystrophin/Utrophinとミニ Dystrophinの構造 Dystrophinの機能部位 ABD2 DgBD SBD DbBD R1~3 R4~19 R20~24 Dystrophin ABD1 11 17 CR CT 11kbp H1 H2 H3 H4 nNOS Utrophin ABD1 CR CT 10kbp 基底膜 SRP-9001 ABD1 24 CR Laminin PF-06939926 ABD1 22 23 24 CR bDG ABD1 CR SGT-001 16

  27. Slide 27: MDL-201(UTRN-GNDM)の治療コンセプト

    MDL-201(UTRN-GNDM)は成⻑の過程でスリープモードに⼊っている Utrophin遺伝⼦を再起動させ、Dystrophinの異常を補完する MDL-201 (GNDM-UTRN) の治療コンセプト GNDMで 新⽣児 ⼩児期 DMD患者 治療をした場合 Utrophin 遺伝⼦ (胎児型の Dystrophin) 機能補完 スイッチの Dystrophin 切替 遺伝⼦ 不完全な 不完全な 機能 機能 27 Copyright and proprietary to Modalis

  28. Slide 28: 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)

    顔⾯肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD) Dux4遺伝⼦を原因とする神経変性疾患 罹患率 成⼈で最も頻度の⾼い筋ジストロ MDL-103 約1万-2万⼈に約1⼈ フィー 傷害性のあるDux4遺伝 発症 20代まで認識されない 成⼈発症型と⼩児発症型に分ける ⼦産物の発現を抑制する ことが多く、⻘年期に 専⾨家もいる。成⼈発症型の⽅が はるかに⼀般的である。 ことでファーストインク 悪化する傾向 ラスとなり得る治療 病態 顔⾯(⽬&⼝)、肩、 顔⾯、肩、腕と病態は進⾏⼀般的 に病態の進⾏は遅い 眼輪筋 上腕、⼿⾸、下腹部等 ⾮対称(アンバランス)な筋⼒低 ⼝輪筋 の筋⼒低下 下の症状が⾒られる

  29. Slide 29: FSHDの発症メカニズム

    FSHDの発症メカニズム ⾻格筋におけるDux4の異常発現 • chr4の4q35にあるD4Z4反 OFF 復領域 Dux4 健常者 • 健常者には多数の⾼メチル 化D4Z4反復配列がある。 D4Z4反復配列 11-100 repeats 5meC • FSHD-1及び-2罹患者では D4Z4リピートが低メチル ON 化されている。 保因者 Dux4 • FSHD-1⾮発症または⾮発 症では、D4Z4リピートの FSHD1: <10 リピート 95% 数は少ないが、メチル化度 FSHD2: >8-20 リピート 5% +SMCHD1/DNMT3B 変異 は⾼い。 29 Copyright an

  30. Slide 30: タウオパチー(アルツハイマー病等)

    4.パイプラインの状況︓MDL-104 for タウオパチー タウオパチー(アルツハイマー病等) タウの亢進を原因とする神経変性疾患 罹患率 65歳以上の9⼈に1⼈* MDL-104 (全世界で5500万⼈) 細胞内タウをシャットダ 発症 発症後6-8年で進⾏ ウンすることにより、ベ ストトインクラスとなり うる治療 病態 記憶障害 • 進⾏すると、⾔語障害、⾒当識障 特に最近学習した情報 害(迷⼦になりやすいなど)、気 分の落ち込み、意欲の低下、⾃⼰ 否定、⾏動障害など 原因 原因は不明かつ多様 • APO-E, PSEN1, PSEN2他多数の遺 伝⼦変異が報告 • いずれの変異もAβの亢

  31. Slide 31: MDL-104のコンセプト

    CRISPR-GNDM® によって Tau を抑制する MDL-104 のコンセプト • タウオパチーの病態の進⾏あるいは症状を抑 GNDM-Tau 制するために Tau の転写を抑制し、Tau タン 転写抑制因⼦ Tau 選択的な パクの⽣成を抑制する。 遺伝⼦転写抑制 gRNA Tau • GNDM-Tau を神経特異的なプロモーターの制 御下で、AAV9 あるいは別のキャプシドを⽤ dCas9 いて神経細胞に選択的に送達する。 Neuron Specific Promoter • ICM (頭蓋内︓intra-cisterna magna)投与 U6gRNA GNDM によって脳内に効率

  32. Slide 32: Tauタンパクはアルツハイマー病のターゲット

    Tau(タウ)タンパクはアルツハイマー病のターゲットとして注⽬を 集めている Ø 発症頻度: 5-6 / 100,000* Ø Tau はアルツハイマー及び他のタウオパチーにおいて症状や神 経変性との相関が⽰されている n Tau の凝集や繊維化は神経変性、シナプスの喪失、神経細胞死 正常な軸索 を誘導すると考えられている Tauは 安定化に寄与 n タウオパチーは多くの重要な疾患を含む • AD (Alzheimer’s Disease: アルツハイマー病) • FTLD (Frontal Lobar Degeneration:前頭側頭葉変性症) • PSP (Progressive Sup

  33. Slide 33: GNDMの導入された脳内の領域ではTau抑制が実現

    4.パイプラインの状況︓MDL-104 for タウオパチー GNDM の導⼊された脳内の領域では明らかな Tau 抑制が実現 ヒト化MAPT ICV投与@P2 マウス RNA-FISH 1.4e+11 vg/頭 8wk GNDM Tau GNDM+Tau GNDM -Tau GNDM -対照gRNA 33 Copyright and proprietary to Modalis

  34. Slide 34: エンジェルマン症候群

    エンジェルマン症候群 UBE3A遺伝⼦の変異によって⽣じる中枢神経変性疾患 罹患率 1 in 10,000 to MDL-206 • 世界で6万⼈(2017) UBE3A遺伝⼦の発現抑制 20,000 • USで2万⼈ 解除によって実現されう てんかん様症状は2-3歳で発症 発症 ⼀般的に6~12 ヶ⽉齢 るファースト・イン・ク ラスの治療法 発達障害 ⼩頭、特異な顔貌、知的発達障 病態 害、⾔語障害、平衡感覚と運動 ⾃閉症や脳性⿇痺、プ 障害、発作、睡眠障害 レーダーウィリー症候 群様の症状 原因遺伝⼦ ⺟系由来のUBE3A遺伝 5-26%は不明なメカニズムによる ⼦の変異 市場規模 $33

  35. Slide 35: GNDMがUBE3Aの発現抑制を解除

    アンチセンス鎖のブロッキングによってGNDMがUBE3Aの発現抑制を解除 6 5 ATS IC 11 11 - S- RPN or d or d E3A PW SN Sn IP W Sn UB 健常⼈の ⽗系染⾊体 STOP 神経細胞 UBE3A ⺟系染⾊体 UBE3A タンパク エンジェル ⽗系染⾊体 STOP マン症候群 の神経細胞 ⺟系染⾊体 STOP 発現不全 UBE3A 変異 GNDM ⽗系染⾊体 UBE3A タンパク CRISPR-GNDM® で治療をした場合 ⺟系染⾊体 STOP 35 Copyright and proprietary to Modalis

  36. Slide 36: GNDMは病態モデルの大脳でUBE3Aの発現を回復させた

    GNDMは病態モデルの⼤脳でUBE3Aの発現を回復させた UBE3A staining in un-inject- ed WT mice brains (left) and HET (UBE3Amat-/pat+) mice injected with AAV9-hSyn1-Control sgRNA-GNDM® (middle) or AAV9-hSyn1-Targeting sgRNA-GNDM® (right). UBE3A staining alone (black and white; top), UBE3A (red) and DAPI (blue) (merge; bottom)

  37. Slide 37: 今後の戦略について

    今後の戦略について 37 Copyright and proprietary to Modalis

  38. Slide 38: 主な進捗と今後予定されるマイルストーン

    主な進捗と今後予定されるマイルストーン これまでの進捗 今後予定されるマイルストーン • PoC • • GLP-Tox MDL-101 LAMA2-CMD • GMP • Pre-IND • ASGCT • IND (2H 2024) • PoC • • 202 MDL-202 DM1 • (2Q/2024) • 202 • (1Q/2024) • • MDL-201 (DMD) • • MDL-103 (FSHD) • GNDM • MDL-105 (DCM) PoC (FSHD DCM) • その他 • • • • 38 Copyright and proprietary to Moda

  39. Slide 39: フォーカス・パイプラインの状況

    フォーカス・パイプラインの状況 MDL-201及び202の再取得に伴ってパイプラインの⾒直しを実施。 筋⾁疾患プログラムのプライオリティを引き上げ コード 適⽤疾患/ 疾患領域 2023/12 2024/12 2025/12 MDL-101 LAMA2-CMD Pre-IND filing response IND filing MDL-202 DM1 Pre-IND filing IND filing サル試験結果 パートナリン パートナリング、 リードアウト グ、グラントな グラントなどの どの資⾦⼿当を 資⾦⼿当を前提 前提 *予定されるマイルストーンイベントは将来情報であり、状況に応じ

  40. Slide 40: 3段階のミッションを持ったパイプライン群

    3段階のミッションを持ったパイプライン群で可能性を拡⼤ 技術への親和性の⾼い疾 患者規模の⼤きい よりチャレンジングな 患で PoC を取得 対象疾患へと展開 テーマへ拡⼤ MDL-101 MDL-202 その他のプログラム 40 Copyright and proprietary to Modalis

  41. Slide 41: 開発パイプラインと市場規模のイメージ

    開発パイプラインと市場規模のイメージ MDL-101 で作る開発実績を、202などの⼤型パイプラインが追いかける モダリスの開発パイプライン MDL-103 MDL-201 FSHD DMD MDL-105 DCM MDL-202 DM1 MDL-104 MDL-206 タウオパチー エンジェルマン 症候群 MDL-101 LAMA2-CMD 開発ステージ ※ 円の⼤きさは患者数あるいはそれに伴う市場規模のイメージ 41 Copyright and proprietary to Modalis

  42. Slide 42: 成長戦略

    成⻑戦略 パイプラインの拡⼤と進捗で成⻑余地は豊富 パイプラインの今後の展開 約2,200疾患の 100以上ある 対象疾患領域の拡⼤ ターゲット及び事業機会 コアターゲット疾患の開拓 MDL-206 パイプラインの拡⼤ MDL-104 MDL-105 ライセンス機会 マイルストーン収⼊ MDL-103 MDL-201 MDL-202 MDL-101 パイプラインの進捗 42 Copyright and proprietary to Modalis

  43. Slide 43: パートナリングの方針

    パートナリングの⽅針 • 当社の限定的なリソースを踏まえつつ、⼀⽅で CRISPR-GNDM® によって開発で きる疾患を最⼤化するために、リスク・プロフィットの共有ができるパートナー を積極的に模索する • それぞれのパイプラインの価値及び事業特性を踏まえて、適切な条件、時期であ ると判断された場合にパートナリングを⾏う。 • パートナリングの形態はライセンス、オプション権付与、共同開発を含めてオー プンなスタンスを取る。 • ⼀⽅で将来の開発の効率化及び利益の最⼤化を⾒据えて、⾃社に開発ノウハウが 蓄積する形での提携時期、スキームを交渉していく。 43 Copyright and prop

  44. Slide 44: ファイナンスの概要及び目的

    ファイナンスの概要及び⽬的 44 Copyright and proprietary to Modalis

  45. Slide 45: 企業価値向上を目指す計画されるイベント

    今後、前臨床、臨床を経て、企業価値向上を⽬指す 計画されるイベントとそれに伴う企業価値推移のイメージ パートナリング 臨床PoC (2~3年) オーファン認定 • 合理的な患者リクルート • 安全性 • 想定したバイオマーカーの反応 Pre-IND IND (~1年) • GLP-toxの実施 • GMP製造の完了 • 臨床プロトコール 良好な前臨床試験データ 今回のファイナンス • • ターゲットエンゲージメント 体内動態・分布 で埋めたいギャップ • 安全性 • 薬効 45 Copyright and proprietary to Modalis

  46. Slide 46: なぜMODALISが投資対象として魅力的か?

    なぜMODALISが投資対象として魅⼒的か︖ • エピゲノム編集というホットなエリアのリーダー企業 • 多くの遺伝⼦治療に対して現実的なアプローチとして⾼い注⽬が集まりつつある • 筋⾁疾患をはじめとして、中枢神経疾患や⼼筋症など幅広い領域に応⽤可能 • 検証済みの技術 • リードプログラムのMDL-101において動物モデルにおける薬効、サルにおけるターゲットエン ゲージメントを確認済み • 製造法、薬事などが臨床に向けて整備されつつある • 効率的なプラットフォーム • リード化合物を素早く探索 • スケーラブルな技術 • 多層的な知財ポートフォリオによるビジネスの保護 • パイプラインと技

  47. Slide 47: Q&A

    Q&A 47 Copyright and proprietary to Modalis

  48. Slide 48: Q1: 提携がなくなっているが、GNDMは終わったのか?

    Q1: 提携がなくなっているが、GNDMは終わったのか︖ • むしろこれからだと当社は考えます。 • まず、エピゲノム編集の領域は巨⼤なVC資⾦をバックにした他社の参⼊も相 次いでいるように、⾮常に注⽬される領域になっています。 • その中でも当社は開発で先⾏しており、多くのノウハウと知財を蓄積してい ます。 • 提携解消は、⼀般的に技術的な問題だけではなく、開発ステージが進めば多 くのリソースを必要とすることから、相⼿側のリソース配分含む戦略上の問 題で⽣じる事もあります。 • したがって、提携は評価の1つのバロメーターであることは否定しませんが、 決してそれが全てを反映していると当社は考え

  49. Slide 49: Q2: パートナリングはしないのか?できないのか?

    Q2: パートナリングはしないのか︖できないのか︖ • 開発に成功すれば、パートナリングはほぼ必ずできます。⼀⽅で、上市以前 のタイミングで「いつ」できるかは、各種要因によって不確実です。 • 提携する側においては、ライセンス料に加えて負担する開発費⽤は無視でき る規模ではないので、ポートフォリオ全体に与える影響や、企業全体の戦略 や予算を勘案して慎重に検討されるのが⼀般的です。 • より確度⾼く、また条件もよくパートナリングをしようと思うなら、より多 くの資⾦で開発を進めてパイプラインの価値を⾼めるのが正攻法です。 • 今回の資⾦調達による資⾦を含めて、MDL-101を臨床まで持ち上げるのに

  50. Slide 50: Q3: プラットフォーム型は捨てたのか?

    Q3: プラットフォーム型は捨てたのか︖ • 「プラットフォーム型」と⾔う場合には、そのメリットあるいは期待値として、スケール する、あるいは2番⽬以降のパイプラインのリスク、コストや開発期間が低減できるという ことがあるかと思います。 • CRISPR-GNDM®技術において、モダリスが実現しようとしているのは、MDL-101でその 実証を⾏う事によって、プラットフォームを共有する他のパイプラインをより効率的に、 早く開発できるようにし、プラットフォームを⾦の卵を産むニワトリに育てようというこ とです。 • ⼀⽅で、プラットフォーム型のボトルネックは、プラットフォームが本物であることを広 く

  51. Slide 51: Q4: 今後のマイルストーンイベントについて

    Q4: 今後のマイルストーンイベントについてはどう考えればいいか︖ • 今回の資⾦調達で臨床試験開始までに必要な資⾦のブリッジン グができる予定 • それまでの間に当社が期待するのは、 1. MDL-101のパートナリングができて、臨床試験の費⽤が充当できるこ と and/or 2. MDL-202において進⾏中のサル試験のデータによりパートナリングが できて、企業価値の⾒直しが⾏われること • その結果、MDL-101及び202の両⽅が臨床試験⼊りし、臨床 PoCを経て企業価値が⾶躍的に向上することを当社は狙ってい ます。 51 Copyright and proprietary to Mo

  52. Slide 52: Q5: 筋肉疾患以外のプログラムについて

    Q5: 筋⾁疾患以外のプログラムについてはどうなっているのか︖ • 中枢神経疾患においては、脳内にAAVなどを⽤いて遺伝⼦を導⼊する のには 1) ICM(頭蓋内)やICV(脳室内)投与によって髄液中にAAVを送 り込み、脳の外から浸透させる⽅法か、2) IV(静脈内)投与を⾏い、何 らかの⽅法によってBBB (⾎液脳関⾨)を透過させ、脳内の⾎管から送 り込む⽅法のいずれかを選択することになる。 • 1の利点は投与した遺伝⼦のほとんどが脳内に送達されるので、肝臓 などの毒性の懸念が圧倒的に低下することである。⼀⽅で2の利点の 裏返しになるが、侵襲性が⾼いことと、サルやヒトなど⼤きな脳の奥 深く

  53. Slide 53: Q6: 今回の資金調達で得た資金の使途

    Q6: 今回の資⾦調達で得た資⾦はどのように使われるのか︖ • 当社は調達した資⾦を、再取得した筋疾患領域を含めた⾃社パイプラ インに関して必要となる研究開発資⾦に充当する計画です。具体的に は、MDL-101 の IND に必要な資⾦を最優先し、MDL-202 を中⼼とし たその他の筋疾患領域 への研究開発の優先度を⾼める計画です。この ための費⽤として合計 1,270 百万円を充当する予定ですが、 その内訳 としては MDL-101 の IND に必要な費⽤として 1,100 百万円、MDL- 202 の研究開発資⾦として 170 百万円の資⾦を充当する予定です。 • これにより、MDL-

Modalis Therapeutics — Investor Presentation (December 2023) on 6ix