Mitsui & Co.,ltd · TSE:8031
Mitsui & Co.,ltd — Investor Day (2020)
22 slides from Mitsui & Co.,ltd's investor day presentation, 2020
Slide 1: DX総合戦略
DX総合戦略 デジタル総合戦略部 真野雄司 Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 2: 目次
目次 1. DX総合戦略 2. DX事業戦略の在り姿 3. DD経営戦略の在り姿 4. DX人材(DX総合戦略共通) 5. DXを推進するために Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 2
Slide 3: 三井物産のDigital Transformationとは?
1.DX総合戦略 三井物産のDigital Transformationとは? デジタル技術を活用し、OT*(Operational Technology)を改善することにより、生産効率改善、 売上向上或いはビジネスモデルを変革・創出し、価値を産み出し収益力を向上させること Value OT × Digital Power 生産性向上 競争力強化 新ビジネスモデル * OT:商品知識、ビジネス知見、営業力、 AI・IoT、ロボティクス、ビッグデータ 物流機能、法務、人事、プロマネ等の * 商社オペレーションノウハウすべて Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL R
Slide 4: 三井物産のDigital Transformation(DX)の経緯
1.DX総合戦略 三井物産のDigital Transformation(DX)の経緯 時期 事業本部DX コーポレートDX 2017年 5月 CDO(Chief Digital Officer)の任命 2018年 1月 d.space設置(旧本社GTビル) 経営企画部にて、Digital Transformation(DT) 2018年 2月 横断的タスクフォースの組成 チーム専任化、d.space常駐。(計20名程度) 2018年 5月 d.space設置(旧本社JAビル) 2019年 10月 経営企画部DTチームとIT推進部を統合、デジタル総合戦略部を設立 デジタル総合戦略部新体制発足(
Slide 5: 三井物産のDX総合戦略における2つの取組
1.DX総合戦略 三井物産のDX総合戦略における2つの取組 単体 関係会社 事業本部DX ①DX事業戦略 ・医療情報プラットフォーム ・与信スコアリング 攻めのDX ・建設プラットフォーム ・船舶運航最適化 新事業創出(T) ・ダイナミックプライシング 既存収益増(S2) ・不動産STO ・D2C型商品開発 ・デジタルツイン コーポレートDX ②DD経営戦略 ・探鉱AI効率化 データ活用による抜本的生産性向上 守りのDX ・関係会社経営ダッシュボード 既存費用減(S1) (業務プロセス/報告/管理改善) ・RPA/OCRによる業務効率化 ・メール/会議の効率化など Copyright © MI
Slide 6: 三井物産におけるDX総合戦略のVision骨子
1.DX総合戦略 三井物産におけるDX総合戦略のVision骨子 Business Transformation & Innovation with Digital DX事業戦略 DD経営戦略 ~人とデータの三井へ~ リアル(Operational Technology)× DX データによる迅速かつ正確な意思決定 Digitalを武器にした主体的な事業経営 データの共有・活用によるプロセス改善 Digitalによる社会課題の産業的解決 データは見るものではなく使うもの 徹底的なエンドユーザー起点 データは会社の資産 DXを標準装備とした次世代型経営人材を輩出 DX事業戦略、
Slide 7: DX事業戦略の在り姿
2.DX事業戦略の在り姿 2つの方向性と・・・ DXフレームワーク 中期経営計画2023 新 規 変革 と 成長 T 新たな事業 事業経営力強化 徹底的な 機会への挑戦 ビ S1/S2実 行・達成 × ジ ネ (短 中期) ス 基盤事業の収益力強化 モ デ ル S1 S2 効率化 高付加価値 Strategic Focus 次世代に向けた 既 T の実行・達成 存 新事業への挑戦 (中長期) コスト削減 効果 売上増 S:ソリューション T:トランスフォーメーション Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 7
Slide 8: 6つの攻め筋
2.DX事業戦略の在り姿 6つの攻め筋 事業経営力強化 Strategic Focus 中経2023 への貢献 基盤事業の収益力強化 新事業への挑戦 人材戦略 徹底的なS1/S2実行 次世代にむけたTの実行 既存事業 消費者事業 売買・物流 社会インフラ 新技術活用視点 産業破壊/創成 攻め筋 アセット 基盤でのDX 基盤でのDX 等の大型DX からのDX 視点からのDX 基盤でのDX 主要 プロ、モビ 鉄鋼、化学品、 流通、HS ES、プロ、 モビ、ES、HS、 ICT 事業本部 化学品、食料 食料、エネ、金資 AP、ICT モビ、ICT CD、N&A、ICT デジタルツイン AIがん診断
Slide 9: DD経営戦略の在り姿
3.DD経営戦略の在り姿 データ生産者 データ活用者 ・既存データを最大限 外部情報 関係会社 活用し必要な時に“自ら” 数値も画像も文字データも、 関連システム データを取得することで、 外部データも積極的に取込 報告を断捨離 ・データ活用による 客観的な意思決定、 情報 業務効率の向上 正確かつ システム (人件費削減、資金効率改善等) 適時にデータ入力 ・データ活用を通じた データは会社の資産 データ品質の継続的な改善 システム主管者 ・データは可能な限り集約/整理し、 ・セキュリティ、モビリティ、使いやすさに配慮 投資対効果、データ品質維持に留意した仕組みを構築 ・全社データ活用施策の
Slide 10: DX人材(DX総合戦略共通)
4.DX人材(DX総合戦略共通) ◆ビジネス × デジタルスキルのマップ ◆三井物産のDXを担う人材タイプの分類 高 a ビジネス人材 a 業界OT(ナレッジ・スキル・経験)を持つ人 所属先:事業本部・コーポレート 「 ビ b 全社DX基本教育による底上げ・スーパーユーザ育成 ジ スネ キス b DXビジネス人材 ルプ ビジネスとデジタルのどちらにも精通し、 のロ ビジネスモデルやサービスの全体設計ができ、 要フ b 消費者/顧客のニーズを理解してアイディアを生み出せる人 求ェ c 所属先:デジ総/ICT/各事業本部 レッ ベシ 育成目標:グローバル100人(3年以内に
Slide 11: DXを推進するために:d.space
5.DXを推進するために:d.space DX実践・研究のための専門人材を配置したオフィス・スペース 全社のDX相談窓口として機能。通常の打ち合わせの場としても活用 新本社ビル25階の”Camp“スペースがd.space(デジタル総合戦略部に隣接) 11 11 Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
Slide 12: デジタルツイン/MODEC
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❶ デジタルツイン/MODEC 三井海洋開発(MODEC ) のブラジル沖合鉱区開発プロジェクト用FPSO (Floating Production, Storage & Offloading system:浮体式海洋石油・ ガス生産貯蔵積出設備) IoTによるオペレーションデータの集積・蓄積とトップサイド (原油・ガス生産設備)のデジタルツイン構築、独自の データプラット フォームを活用した高度分析による予知保全で、操業開始直後からダウ ンタイムを最大約65%削減に成功。 世界経済フォーラム(WEF)より本年1月に第4次産業革命をリード
Slide 13: フィンテック/与信スコアリング
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❶ フィンテック/与信スコアリング BAF(Bussan Auto Finance)インドネシアに蓄積されたデータの高度分析実 証実験から良好な結果が得られたことにより、ソニーネットワークコミュニ ケーションズ(SNC)社と合弁でSaaS型AIソリューションサービス事業会 社Global AI Innovations Laboratory(GAILABO)社を当社子会社として設立。 BAFインドネシアやMAF(Mitsui Auto Finance)チリで与信・回収管理に 順次活用予定。 与信審査員経費や貸倒償却改善、回収員モニタリングの
Slide 14: 船舶運航最適化
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❶ 船舶運航最適化 AIの世界的権威Andrew Ng教授が設立するAI FundへICT本部が出資参画。 船舶航行の過去データ並びにIoT機器から収集したデータを活用し、AI Fund が深層学習アルゴリズムを開発、燃料消費予測モデルを構築し、従来より高 い精度を確認。 2019年10月、米国シリコンバレーにおいてAI Fundと当社でBEARING.aiを 合弁事業化。 船舶Operation Costの55%・全世界消費10兆円/年の燃料費を効率化。 有力船舶オペレーターが実証パートナーとして参画。 Copyright ©
Slide 15: 地層解析へのAI活用
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❶ 地層解析へのAI活用 深層学習技術を用いた地下構造解析を行うAI開発 ならびに事業化を目指し、Preferred Networks社 と合弁会社(Mit-PFN Energy社)を2020年8月に 設立。 石油ガスなどの地下資源開発分野への活用に加え、 二酸化炭素の地下貯留(CCS:Carbon Capture and Storage)などの低炭素化事業、再生可能 エネルギー分野への応用も視野に、AIの開発・ 事業化を目指す。 Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 15
Slide 16: 建設プラットフォーム
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❶ 建設プラットフォーム 建機産業向けデータプラットフォームを提供 油圧ショベル等の建設機械への燃料給油事業者に情報提供 Fuel as a Service(FaaS)事業展開 ⇒ 同プラットフォームを活用した他サービスへの横展開 建機燃料タンクデータ Fuel as a Service 各建機の残油量を可視化 配送ルート設計効率化 巡回給油オペレーター 建設会社 建設業版ECプラットフォームを構築し建設業界全体の効率化・生産性改善を目指す Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVE
Slide 17: D2C型商品開発
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❸ D2C型商品開発 AIがWeb/SNS投稿から次のトレンドになり得る生活者 D2C型のEC販売を通じて生活者の粒度の高 ニーズを発掘、当社素材知見及びレシピ開発力を活かして いデータを取得しながらPDCAを回す。また、 コンセプト企画からプロダクト試作までを高速に実現。 Tastemadeのコミュニティに対してプロモー ションを図り、初期コアファンを創出。 スキンケアカテゴリーでは素材で約2,998、製品で約 トレンド発掘からテスト販売を最短6か月で実現 1,501、ベネフィットで178のキーワードを補足。毎月更 新して常にトレンドをアッ
Slide 18: AIがん診断
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❺ AIがん診断 ICT本部が出資するAI業界リーディングカンパニーPreferred Networks(PFN)と の合弁事業として、HS本部の担当者を中心にPreferred Medicineを2018年11月に 米国シリコンバレーに設立。 PFNの深層学習(DL)癌診断技術に、当社ネットワーク・ヘルスケア関連事業を 融合 DL技術を活用したバイオ・ヘルスケアソリューションの事業化を目指す 血液から複数種のがんを早期発見する技術を実用化へ Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESE
Slide 19: ダイナミックプライシング
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❺ ダイナミックプライシング ビッグデータとAIを活用し、需要の予測を基に価格を自動的に調整、総売上金額を向上。 2018年6月にダイナミックプラス(株)を設立(Yahoo、ぴあ、エイベックスが株主として参画)。 販売実績 チーム状態 興行者 需要に応じた価格設定で 需要を喚起 Jリーグ、プロ野球、Bリーグなどの 価格設定 AI エンターテインメントを皮切りに、 総チケット売上金額の向上 様々なサービス型ビジネスへ展開 天候 個人の嗜好 Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 1
Slide 20: 不動産STO
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❺ 不動産STO * STO =Security Token Offering 三井物産デジタル・アセットマネジメント(株) 設立 2020年4月1日 ブロックチェーンを含む総合的なデジタル技術を持つ 拠点 東京都中央区 LayerXと共同で2020年4月1日に設立。セキュリティ・ ブロックチェーン技術を活用した、 トークン(ST)の活用による資金調達を行い、国内外 事業内容 実物資産のアセットマネジメント事業 の不動産・インフラファンドの運用を目指す。 三井物産 54%, Layer X 36%, 株主 SMBC日興証券 5%, 三井住友信託銀行
Slide 21: 事業創造プラットフォーム
Appendix:三井物産のDX活動 攻め筋❻ × DX戦略 事業創造プラットフォーム 2018年8月に、米国と日本を拠点としたMoon Creative Lab社を設立。 「ビジネスの現場にこそ新しいアイデアがある」との考えの下、世界中の社員からアイデアを募集。 総合商社の可能性を広げ、自らビジネスを「つくる」思考・行動様式を浸透。DXの観点から支援・連携。 Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 21
Slide 22: 関係会社月報の改善取組
Appendix:三井物産のDX活動 DD経営 関係会社月報の改善取組 Before After ・関係会社で様々なフォーマットあり ・重視する指標・形式を確認し各社同一フォームで表示 ・本部での一元管理や各社比較が難しい 対応 ・重要KPIを前面に記載し、ボタンで表示変更可とした 課題 ・各社状況(計画対比等)がわかりにくい (1)指標:EBITDA・PAT等 ・情報はVolumeあるが指標も多く重要指標がわかり難い 事項 (2)形式:計画対比・進捗率・着地見込等 (把握に時間を要す) Copyright © MITSUI & CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. 2