Toho Co., Ltd. · TSE:9602
Toho — Q2 FY2027 Earnings Presentation
22 slides from Toho's earnings presentation, Oct 16, 2026
Slide 1: 2027年2月期第2四半期(中間期)決算説明会
2027 年2月期第 2 四半期(中間期) 決算説明会 概要 企 業 名:東宝株式会社 証券コード:9602 イベント名:2027年2月期第2四半期(中間期) 決算説明会 日 程:2026年10月16日(金) 時 間:15:30 –16:30 登 壇 者:代表取締役社長 社長執行役員 松岡 宏泰、代表取締役 副社長執行役員 太古 伸幸 1
Slide 2: エグゼクティブサマリー
松岡:社長の松岡でございます。本日はお忙しいところ、当社の決算説明会にご参加いただき、誠にありが とうございます。早速ですが、エグゼクティブサマリーからご説明いたします。 第 2 四半期は、営業収入が 1,851 億円、営業利益が 309 億円となりました。昨年の大ヒット作品の反動減 や IP・アニメ事業における TOHO Global の会社分割の期ズレ影響などにより減益となりましたが、映画 や IP・アニメの各事業は底堅く推移しています。 映画事業は、映画「ちいかわ」が大ヒットし、関連グッズの販売も好調でした。また、映画興行の TOHO シネマ ズは、7 月より映画鑑賞料金を一部改定いたし
Slide 3: 連結業績ハイライト
連結業績ハイライトです。 前年同期比較では減収減益となりましたが、中間純利益につきましては、前年同期に政策保有株式の売却 があったこともその要因となっております。 なお、今期は第 3 四半期に政策保有株式の売却に伴う特別利益約 111 億円の計上を予定しております。 3
Slide 4: セグメント別業績一覧
セグメント別の業績一覧となります。こちらは、のちほどご確認いただければと思います。 4
Slide 5: 映画事業トピックス
ここからは、各事業におけるトピックスをご説明いたします。 まずは映画事業です。映画事業は「名探偵コナン」「ちいかわ」などの邦画作品に加え、洋画作品もヒットいた しました。また、7 月の鑑賞料金の一部改定後も動員は堅調です。TOHO シネマズでは、大井町と名古屋栄 が 3 月と 6 月にそれぞれオープンし、10 月からは OS シネマズの 2 劇場が新たにグループインいたしまし た。これにより、TOHO シネマズは国内 79 サイト、743 スクリーンとなります。 実写企画開発では、Netflix ドラマでリブートした「ガス人間」が大好評でございました。また、発表済みの配 給作品数も順調に増加し
Slide 6: 映画「ゴジラ-0.0」
次に、映画「ゴジラ-0.0」です。 いよいよ来月 11 月 3 日より国内公開、6 日より北米公開となります。海外においては、GKIDS をはじめと した自社配給網が本格稼働をしてまいります。既に国内の予告編再生回数は 530 万回、海外では 1,300 万回を超え、海外の映画評価サイトでも高評価を得ており、前回を上回る上映国数と映画館数で世界規模の ヒットを狙ってまいります。 今後も国内外での宣伝施策を続け、万全の態勢で公開を迎えたいと思っております。 6
Slide 7: アニメ新作「ファントムバスターズ」
次に、先日発表いたしましたアニメの新作についてです。 集英社「ジャンプ SQ.」で大人気連載中の「ファントムバスターズ」を、2027 年に TV アニメ化いたします。 「ファントムバスターズ」は国内のみならず、海外にもファンが多い作品です。 人気の高い IP であるため、今後「呪術廻戦」「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」のようなシリーズ作品 として継続できることを目指していきたいと思っております。 7
Slide 8: 映画・IP・アニメ事業の営業収入の四半期推移
次に、映画および IP・アニメ事業の営業収入の四半期ごとの推移です。 映画事業の前年同期は、映画「鬼滅の刃」や「国宝」の記録的な大ヒットにより、極めて高水準な収益を計上し ておりました。当第 2 四半期においても「ちいかわ」が好調に推移し、業績を堅調に牽引いたしました。 IP・アニメ事業は、これまで安定的に営業収入を計上してまいりました。 当第 1 四半期では、TOHO Global の会社分割により、会計ベースでマイナス影響があったものの、海外に おけるアニメ配信収入が増加し、大きな減益には至りませんでした。 当第 2 四半期では、会社分割の影響がほぼ平準化したことに加え、アニメの配信収入が
Slide 9: IP・アニメ事業の営業収入と営業利益
次に、IP・アニメ事業の営業収入と営業利益の説明です。 まず営業収入は、アニメ「呪術廻戦」といった前期に放送を開始したアニメ作品の配信収入が増加し、大幅な 増収となりました。営業利益については、配信収入の増加による増益があったものの、一過性費用や海外事 業の先行投資による販管費増加により下振れております。今年 3 月の TOHO Global の会社分割に伴う 2 カ月間の決算期のずれの影響は継続しておりますが、第 3 四半期以降も配信収入の継続や、映画「ゴジラ -0.0」の海外配給、関連グッズ、パンフレットなどの貢献に期待をしております。 なお、棒グラフでは、参考として会社分割がなかった場合
Slide 10: TOHO Global会社分割の影響
今年 3 月の会社分割により、海外子会社 TOHO Global が海外収益を直接認識する体制へ移行しました。 東宝本体と TOHO Global で決算期が異なるため、連結調整の期ズレが今期から発生するとともに、今期 はアニメ作品の海外配信収入が大幅に増加しました。特に 5 月や 8 月で大きく計上したため、連結調整額が 拡大し、従来ベースと会計ベースの数値の差異が大きくなりました。 10
Slide 11: 海外戦略
次に、海外戦略についてです。 海外の展開エリアについては、これまで Toho International が拠点とする米国ロサンゼルスに加え、 2024 年にはニューヨークを本拠地とする GKIDS の買収や、シンガポール拠点の設立を行いました。さら に今年に入り、欧州拠点を設立するなど、展開エリアの拡張を進めてまいりました。これが、本ページの図の 縦軸にあたります。 次に、自社バリューチェーンです。これまでは映画配給や映像ライセンスの販売といった視聴体験の提供に 限られていましたが、今後は商品化ライセンスやゲームコラボ、自社商品の製造&販売といったバリューチェ ーンの拡張という横軸も広げてま
Slide 12: ファンエンゲージメント・プラットフォーム「TOHO-ONE」
次に、今年 3 月にスタートしたファンエンゲージメント・プラットフォーム「TOHO-ONE」ですが、会員数は 8 月末時点で 300 万人規模へ拡大いたしました。 今後もファンとの関係を深化させるために、会員限定公演などの提供イベントを実施してまいります。また、 目指す 1,000 万人の会員基盤をもとに、TOHO-ONE を IP とファンをつなぐプラットフォームへと深化さ せてまいります。 12
Slide 13: 不動産事業の物件売却
次に、不動産事業では、保有意義の低い物件の売却を開始しております。 8 月に発表した 7 物件は、いずれも地方、郊外にある小規模物件です。今期中も、追加で同様の小規模物件 を複数売却予定でございます。 今後は、売却により創出したマネジメントリソースを、コア物件の賃料収益の最大化やグループシナジー創出 へ投下してまいります。 13
Slide 14: 政策保有株式の縮減
次に、政策保有株式については今年 7 月に新たな方針を掲げ、2030 年 2 月期末までにバランスシート上 の計上額を 500 億円超縮減し、連結純資産比率 10%未満に引き下げることを発表しました。 そのために段階的かつ確実に売却することとし、2027 年 2 月期末までに連結純資産比率 20%未満に向 け、確実に売却することも示しました。 そのような中、9 月に政策保有株式の一部を売却し、バランスシートの計上額を約 143 億円縮減いたしまし た。これに伴う特別利益約 111 億円は第 3 四半期に計上するため、通期の当期純利益予想を上方修正して おります。 14
Slide 15: 収益構造の進化と2032年目標
改めて、われわれ東宝グループが目指す収益構造の進化についてご説明をさせていただきます。 ご存知のとおり、エンターテインメント業界には特有のボラティリティがあります。これまでの当社は、安定し た不動産事業を土台に映画ビジネスを展開してきました。現在は堅実なビジネスへと進化した演劇事業に加 え、長期的な積み上げが可能な IP・アニメ事業も新たな土台に加わりつつあります。 このような安定した土台があるからこそ、社会現象を巻き起こすほどの大きな感動と大ヒットを狙う映画事 業の爆発力が、本当の意味で生きてくると考えています。失敗を恐れず仕掛けた爆発力による利益がそのま まグループの成長にプラスオンされ、
Slide 16: 映画事業セグメント
業績ハイライトについて、簡単に触れさせていただきます。 なお、各ページの表に吹き出しで、四半期ごとの分析を記載しておりますので、のちほどご確認いただけれ ばと思います。 映画事業セグメントは減収減益だったものの、好調に推移しております。 16
Slide 17: IP・アニメ事業セグメント
次に、IP・アニメ事業セグメントです。 前年第 2 四半期は、映画「鬼滅の刃」のパンフレットや劇場グッズが好調でしたが、当第 2 四半期は、映画「ち いかわ」の関連グッズが昨年を上回り好調でした。 17
Slide 18: 演劇事業セグメント
演劇事業セグメントです。前年同期の大型作品の剥落で、今期は減収減益となっております。 18
Slide 19: 不動産事業セグメント
不動産事業セグメントですが、堅調に推移をしております。 19
Slide 20: その他事業・調整額
その他事業は、主に TOHO-ONE の会費収入となります。 調整額は、全社の共通費用で減価償却費や業務委託料となっております。 20
Slide 21: 通期業績予想
今期の通期業績予想です。 冒頭に触れましたとおり、営業利益 620 億円で期初予想を据え置きつつ、最終利益は 480 億円とし、政策 保有株式の売却により、期初予想比 70 億円の増益予想としております。 営業利益を据え置いた理由ですが、第 2 四半期累計期間の進捗はおおむね計画どおりでございましたが、 既に期初時点で映画「ちいかわ」や「ゴジラ-0.0」の一定のヒットを織り込み済みの中で、「ゴジラ-0.0」のグ ローバル公開や映画「薬屋のひとりごと」をはじめとした下期大型作品の初動を慎重に見極めたことによる ものです。 なお、期初にご説明のとおり、「ゴジラ-0.0」をはじめとした当社幹事作品は
Slide 22: 株主還元
最後に株主還元です。 当社は、中期経営計画 2028 に基づき、1 株当たりの年間配当は 17 円、株式分割前で 85 円を下限として おりますが、今期の配当は前期実績の 1 株 22 円を維持しております。期末の配当額については、今期業績 に基づき見直しを検討していく予定でございます。 私からの説明は以上となります。ありがとうございました。 以上 22