Canbas Co., Ltd. · TSE:4575
Canbas — Investor Presentation (May 2025)
65 slides from Canbas's investor presentation, May 2025
Slide 1: 会社ご紹介資料 2025年5月 第3四半期決算反映版
会社ご紹介資料 2025年5⽉ 第3四半期決算反映版 株式会社キャンバス (東証グロース 4575)
Slide 2: はじめに〜ご挨拶
はじめに〜ご挨拶 当社は「がんを治したい」という思いをもとに2000年1 ⼀般に、創薬企業による⾃社創出の各パイプラインの開 ⽉に創業して以来、⼀貫して、独⾃の抗がん剤候補化合 発戦略は、製薬企業等との提携によって開発資⾦の調達 物を⾃社で創出し臨床開発を進めています。 や共同開発・開発費負担の軽減を図る「創薬基盤技術 型」と、⾃ら⼀気通貫で後期開発まで進める「創薬パイ 最先⾏の候補化合物・免疫着⽕剤CBP501は、膵臓がん3 プライン型」に⼤別できます。当社は、各パイプライン 次治療対象の臨床第2相試験に成功(主要評価項⽬達成)し の状況ごとにリスクとリターンを勘案して、最適の事業 ました。
Slide 3: 会社概要
会社概要 キャンバスは、⾃社創出・複数の臨床開発パイプラインを有する 抗がん剤研究開発に特化した創薬企業です 会社名 株式会社キャンバス 英⽂名︓ CanBas Co., Ltd. 証券コード︓ 4575 代表者 河邊 拓⼰ (代表取締役社⻑ M.D., Ph.D.) 本社 静岡県沼津市⼤⼿町2-2-1 設⽴年⽉⽇ 2000年1⽉18⽇ 事業内容 抗がん剤の研究開発 従業員 14名 うち 研究開発部⾨ 10名(派遣等による専従者1名含む) 管理部⾨ 4名 2
Slide 4: 経営チームメンバー
経営チームメンバー マネジメントチーム 河邊拓⼰(かわべ たくみ)代表取締役社⻑ 内科医、医学博⼠。京都⼤学⼤学院分⼦医学系専攻修了(免疫研究所所属)。京都⼤学ウイルス研究所助⼿、ワシントン⼤学 (セントルイス)で博⼠研究員として勤務。名古屋市⽴⼤学医学部分⼦医学研究所で助教授在任中、科学創業者として当社創業 に参画。2001年当社取締役就任を経て2003年から代表取締役社⻑。 加登住眞(かとずみ まこと)取締役最⾼財務責任者兼経営企画室⻑ ⽇本合同ファイナンス(現ジャフコグループ)で投資営業部⾨と企画部に従事した後、2000年にバイオ特化VC・MBLベン チャーキャピタルの設⽴に参画。同VC
Slide 5: 監査等委員会・SAB
監査等委員会・SAB 取締役監査等委員 SAB(科学顧問会議) ⼩宮⼭靖⾏(こみやま やすゆき) Daniel D. Von Hoff, M.D., F.A.C.P. 住友銀⾏(現三井住友銀⾏)勤務を経て社会保険労務⼠として Translational Genomics Research Institute (TGen) 特別教授、 2004年に独⽴。2016年社会保険労務⼠法⼈みくりや社中を設⽴、 分⼦医学部⾨上級副社⻑ 代表就任。 2016年に当社取締役監査等委員就任。 City of Hope シニアコンサルタント臨床研究者 Mayo Clinic 医学部教授 Honor Health
Slide 6: キャンバスの強み (1) 基礎研究と臨床開発の連携サイクル
キャンバスの強み (1) 基礎研究と臨床開発の連携サイクル 独⾃に創出した複数の化合物を臨床開発段階に進めている実績があります 本社に研究所と動物実験施設を有し基礎研究に注⼒ 規制当局の監督下での臨床開発体制を社内に構築(外部協⼒機関の効率的な活⽤) 次の新薬創出 臨床開発 作⽤メカニズム 解析 臨床試験 データ解析 基礎研究 最適な 臨床試験計画 5
Slide 7: キャンバスの強み がん免疫に着目したパイプライン戦略
キャンバスの強み がん免疫に着⽬したパイプライン戦略 中⻑期の企業価値の源泉として重視 提携・導出 探索・創出 最適化 前臨床試験 臨床試験 共同研究等 CBP501 第2相試験完了 主要評価項⽬達成 創薬パイプライン型展開 ⽶国第2b相試験開始承認取得・欧州第3相試験開始申請 CBS9106 前臨床試験終了し導出済み 第1相試験完了 Stemline社 創薬基盤技術型展開 CBT005 NEXTプロジェクトから創出 がんの「治癒」を⽬指す 前臨床試験準備 新たな免疫系抗がん剤 CBP-A08 CBP501の系譜に属する 最適化終了 ペプチド型免疫系抗がん剤 IDO/TDO阻害剤 静岡県⽴⼤学
Slide 8: 一般的な創薬の流れと開発投資・時間軸
⼀般的な創薬の流れと開発投資・時間軸 「創薬」の流れ 上市 臨床試験 前臨床試験 治験 新薬 探索創出 最適化 フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 市販後調査 (⾮臨床試験) 申請 承認申請 安全か? 効果はどうか? 最終証明 研究 開発 ⼀般に10〜15年。それ以上のものも 研究開発投資のキャッシュフロー(模式図) ⼀般に数百億円以上 7
Slide 9: 創薬企業の2つの事業モデル
創薬企業の2つの事業モデル *⼆者択⼀ではなく、それぞれに多様なバリエーションがあります。 創薬パイプライン型 研究開発投資のキャッシュフロー(模式図) (⾃社で承認近くまで開発) 創薬基盤技術型 (⽐較的早期に製薬企業等へ導出) ポジティブ⾯ ポジティブ⾯ 後期開発リスク(資⾦調達含む)を導出先に転嫁 化合物を最も知る⾃社が開発の主導権を掌握 ⼀時⾦・マイルストーンで早めの収益が実現 利益分配への発⾔機会⼤=リターンの最⼤化 ネガティブ⾯ ネガティブ⾯ 開発進⾏の主導権が導出先へ移⾏ 後期開発に伴うリスク(資⾦調達含む)の保有 利益分配への発⾔機会⼩=獲得機会・⽐
Slide 10: 創薬パイプライン型とは(1)
創薬パイプライン型とは(1) 経済産業省『バイオベンチャーのビジネスモデルと資⾦調達のあり⽅』 探索から開発、承認・市販まで⾃社実施を⽬指すビジネスモデル 基礎研究(探索創出・最適化)→前臨床→早期臨床→後期臨床を⼀気通貫 ただし、適応や地域などの部分的導出やアライアンスなど多彩な戦略を並⾏できる 1社が1つのビジネスモデルのみに分類されるわけではなく、 開発品ごとや企業の成⻑段階に応じて、ビジネスモデルを柔軟に変化させることが可能 9
Slide 11: 創薬パイプライン型とは(2)
創薬パイプライン型とは(2) 経済産業省『バイオベンチャーのビジネスモデルと資⾦調達のあり⽅』 先⾏する⽶国は「創薬パイプライン型」が⼤きく成⻑ ⾚字であっても中⻑期的な企業価値向上が可能 ”⽶国では、研究開発投資先⾏の創薬パイプライン型が評価される。 創薬基盤技術提供型は⾃らのアセットの切り売りとも捉えられる。 投資家も将来の成⻑可能性を⾒込んで創薬パイプライン型への投資を実⾏する” (⽶国ベンチャーキャピタル) 10
Slide 12: キャンバスの事業モデル
キャンバスの事業モデル 基礎研究・創出から後期臨床開発まで⾃社で進めた実績があります これを活かし、各パイプラインの特徴に沿った柔軟な開発⽅針を想定しています 開発パイプラインごとの開発段階・成功確率・費⽤⾒込などに沿って使い分け、 中⻑期的な企業価値の効果的な最⼤化を図ることが可能です。 各パイプラインの現状の想定と今後 CBP501︓⾃社で承認まで開発する創薬パイプライン型開発を想定 並⾏して、適応や地域などの部分的導出やアライアンスなども選択肢にできる状況です。 CBS9106︓創薬基盤技術型開発で、前臨床試験段階で導出し提携先負担で進⾏中 将来のマイルストーン収⼊とロイヤル
Slide 13: 創薬企業の企業価値
創薬企業の企業価値 創薬企業の価値 ≒ 開発パイプライン価値の総和 開発パイプライン価値の検討要素 開発パイプラインの成功(上市)可能性 成功までの時間軸 上市後の市場規模 競合状況 独占期間 ・・・ 創薬企業の本質的な事業は、上記のひとつひとつを改善し、 中⻑期的な企業価値を最⼤化すること = 開発の進捗 12
Slide 14: FI) DST VOUN
FI) 1 DST VOUN im 1e -anBas rapy by Basis
Slide 15: 各パイプラインの歩み・現状・目標
各パイプラインの歩み・現状・⽬標 研究 開発 臨床試験 前臨床試験 治験 新薬 探索創出 最適化 フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3 (⾮臨床試験) 申請 承認申請 CBP501 ⽬標︓2027年上市 2000 2003 2005 2010 2013 現在 2017 2025 2027 Stemline 提携 ⽬標︓Stemline社臨床開発への CBS9106 現在 サポートと開発促進による 2014 2016 マイルストーン受領実現の早期化 CBT005 前臨床試験準備開始 ⽬標︓前臨床試験早期開始 2024 CBP-A08 14
Slide 16: 臨床開発段階にある2つの化合物 近況まとめ
臨床開発段階にある2つの化合物 近況まとめ 免疫着⽕剤 CBP501 臨床第2相試験(膵臓がん3次治療)︓主要評価項⽬達成し早期終了を決定。第3相試験へ 欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で臨床第2相試験結果を発表(2023年10⽉24⽇公表) ⽶国FDAとの協議の結果、臨床第2b相試験開始承認を受領(2024年2⽉9⽇公表) ⽶国臨床第2b相試験準備を整えつつ、欧州臨床第3相試験を計画(2024年2⽉9⽇公表) 欧州臨床第3相試験開始に向けた欧州規制当局EMAとの協議開始(2024年2⽉27⽇公表) EMAからオーファンドラッグ指定を受領(2024年8⽉23⽇公表) 欧
Slide 17: 免疫着火剤 CBP501
現在最も先⾏し注⼒しているパイプライン 免疫着⽕剤 CBP501
Slide 18: 免疫系抗がん剤の効きにくい「免疫コールド」ながん
免疫系抗がん剤の効きにくい「免疫コールド」ながん 攻撃するための T細胞がいない 免疫砂漠 T細胞が⼗分いて がんを攻撃できる 免疫ホット 免疫コールドながんを T細胞ががん組織に 免疫ホットながんに ⼊り込めていない 変えることが必要 免疫排除 癌細胞 CD8T細胞 17
Slide 19: CBP501の3剤併用で免疫系抗がん剤を効きやすくする
CBP501の3剤併⽤で免疫系抗がん剤を効きやすくする 癌細胞 免疫系抗がん剤 癌細胞死 癌細胞の 免疫原性細胞死 免疫抑制的 マクロファージ CD8T細胞 免疫着⽕剤 CBP501 臨床開発中の3剤併⽤ +シスプラチン 18
Slide 20: 膵臓がん治療の現状 (1)
膵臓がん治療の現状 (1) 診断ステージと治療の選択フロー(概略図*) ⼿術︵外科治療︶ ステージ0・1 ⼿術可能 術前補助療法 術後補助療法 維持療法 など ⼿術可能か ステージ2 診断確定 境界線上 放射線治療 抗がん剤・ 抗がん剤治療 ⼿術できない ステージ3 (局所進⾏) 1次治療 2次治療 3次治療 ⼿術できない ステージ4 (遠隔転移あり) * ⼀般的な概略を⽰したものです。具体的な診療及び治療の選択にあたっては、主治医を含む医療チームやがん⽀援相談センターにご相談ください。 19
Slide 21: 膵臓がん治療の現状 (2)
膵臓がん治療の現状 (2) 2次治療を終えた以降に有効な薬剤がなく、新薬の登場が切望されている ※NCCN腫瘍学臨床診療ガイドライン2021年第2版⽇本語版 医療イノベーション推進センター https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/pancreas/japanese/pancreatic.pdf 20
Slide 22: CBP501フェーズ1b試験のデータ(膵臓がん)
CBP501フェーズ1b試験のデータ(膵臓がん) CBP501フェーズ1b試験の中間 解析結果を、⽐較に適すると考 えられる他の臨床試験で⽰され た全⽣存期間(OS)との⽐較で 図⽰したもの。 詳細説明はブログ https://www.canbas.co.jp/20 200514/ 1次治療 2次治療 3次治療 をご参照ください。 21
Slide 23: CBP501臨床第2相試験結果を学会発表・論文発表
CBP501臨床第2相試験結果を 学会発表(欧州臨床腫瘍学会︓ESMO) 論⽂発表(EUROPEAN JOURNAL OF CANCER)
Slide 24: CBP501臨床第2相試験データ学会発表
CBP501臨床第2相試験データ学会発表 欧州臨床腫瘍学会(ESMO)年次総会(2023年10⽉20〜24⽇ スペイン・マドリード) 23
Slide 25: CBP501臨床第2相試験データ学会発表
CBP501臨床第2相試験データ学会発表 ポスター発表されたCBP501臨床第2相試験結果 主要評価項⽬ 3ヶ⽉無増悪⽣存率 第1群(3剤併⽤・CBP501 25mg)第2群(3剤併⽤・CBP501 16mg)で達成 良好な結果を受け、安全性モニタリング委員会はステージ2に進まないことを推奨 副次的評価項⽬(無増悪⽣存・客観的奏効率・病勢コントロール率・奏効期間・全⽣存・安全性) これらに関する解説は当社ブログ記事(2023年10⽉24⽇)をご参照ください 結論 CBP501・シスプラチン・ニボルマブの併⽤療法は、転移性膵臓腺がんに対する 3次治療として、忍容性のある安全性で
Slide 26: CBP501臨床第2相試験データ論文発表
CBP501臨床第2相試験データ論⽂発表 European Journal of Cancer論⽂で新たに公表された図表 ■ 個別症例のPFSとOSを⽰す ■ 腫瘍の増⼤/縮⼩を⽰すウォーターフォール図 ■ 各群のOSの状況を⽰す⽣存曲線 スイマープロット図 これらデータの解説は当社ウェブサイトのブログ記事 https://www.canbas.co.jp/post-3525/ をご参照ください 25
Slide 27: 目指してきた「最適な併用」への前進
⽬指してきた「最適な併⽤」への前進 過去の当社プレゼンテーション資料で⽬指したデータに近づいています 2015年8⽉ 「株式会社キャンバス2015年6⽉期決算説明会資料」 26
Slide 28: CBP501臨床開発の欧州シフト
2024年2⽉公表 CBP501臨床開発の欧州シフト
Slide 29: 2024年2月公表情報
2024年2⽉公表情報 2⽉9⽇ 適時開⽰『CBP501の⽶国における次相臨床試験予定及び欧州における 臨床第3相試験準備について』 冒頭サマリー 2⽉28⽇ 事業計画及び成⻑可能性に関するご説明資料(2024年2⽉更新版)公表 28
Slide 30: 米国規制当局との協議を踏まえた経営判断
⽶国規制当局との協議を踏まえた経営判断 選択肢とそれぞれのリスク等 1. ⽶国規制当局指⽰に沿い第2b相試験を実施し、その結果をもとに第3相試験へ • 費⽤・期間の⻑期化(今後の開発総額80億円超、上市⽬標時期も最速で2029〜30年頃に) • 第3相試験開始時に再度同じ議論が繰り返されるおそれ 2. ⽶国規制当局との協議をさらに継続し、⽶国での第3相試験開始可能性を追求 • 実現可能性が不透明 • 結果として実現しなかった場合には上市⽬標時期が確実に1.よりもさらに⻑期化する 3. ⽶国第2b相試験開始承認取得を踏まえ、いつでも迅速に⽶国試験を再開可能な 準備を整えつつ、欧州での第3相試験開
Slide 31: 欧州申請・開始準備の現状(2025年3月末時点)
欧州申請・開始準備の現状(2025年3⽉末時点) 欧州臨床第3相試験開始申請⼿続きの現状認識 開始承認取得の時期には、当社でコントロール不能な不確実性が存在 時期以外の⾯では、現時点で⽶国臨床第2b相試験への移⾏検討は不要な状況 時期以外でも状況が悪化したときは⽶国移⾏を検討。現状はその兆候なし 欧州試験開始最優先を継続。欧州第3相試験開始は2025年に 本試験⽤薬剤の供給開始可能時期が2025年初頭以降に(2024年11⽉13⽇公表) 申請⾃体に問題は⽣じていない 第3相試験費⽤⾒通しは現時点で45-50億円(2023年ファイナンス時の想定に変動なし) 初期の⽬標(
Slide 32: 欧州申請の不確実性への対応
欧州申請の不確実性への対応 欧州申請⼿続・準備⼿続の⻑期化が⾒込まれる場合 欧州開始承認取得をにらみつつ⽶国第2b相試験を1stステージ(中間解析)まで進める判断 ⽶国第2b相試験実施 最終 準備 中間 中間解析までの開発費 1st 2nd 解析 約17.5〜20億円 欧州申請・準備が進まないと⾒込まれる場合 欧州当局との協議は継続しつつ⽶国第2b相試験完了まで進める判断 ⽶国第2b相試験実施 最終 2b相終了までの開発費 準備 1st 中間 2nd 約32.5〜40億円 解析 第3相開発費⽤ 約40〜60億円か なお現時点では、⽶国臨床第2b相試験への移⾏検討は不要な状況と考えていま
Slide 33: CBP501
CBP501 | M4 F534 Vita OOPS -anBas mS i
Slide 34: CBP501 パイプライン価値試算の考え方(ご留意事項)
CBP501 パイプライン価値試算の考え⽅(ご留意事項) ⼀般的なパイプライン価値試算の考え⽅ ⼀般に現在価値は、将来の⼀定期間の純利益やキャッシュフローを、投資家の想定する割 引率で割り戻して算出します。 この資料の市場・末端販売⾼・ロイヤルティの想定等は、上記の⽅法で試算していただく ためのめやすとしてお⽰ししているものです。 創薬パイプライン価値の試算にあたっては、成功確率、成功までに要する期間、 必要な投資額(臨床試験費⽤)等にご留意いただく必要があります。 CBP501の想定市場 2024年2⽉に臨床開発計画の本線を欧州に切り替える旨を公表しましたが、ベストシ ナリオにお
Slide 35: CBP501のパイプライン価値 (1)
CBP501のパイプライン価値 (1) CBP501の初期適応(膵臓がん3次治療)領域での位置 既存先⾏品は市場に存在しない=市場がまだない 膵臓がん3次治療の開発競争で、CBP501は現在もトップランナーの位置にいる 2021年6⽉ Tyme Technologies 「開発品SM-88、膵臓がん3次治療の患者登録を中⽌」 =試験中⽌ 2021年6⽉ Corcept Therapeutics 「開発品RELACORILANT、有効性懸念のためこれ以上の研究を正当化できない」 =膵臓がん3次治療での開発は中⽌ E7080/MK7902臨床第2相は膵臓がんに関して未だ探索的試験(
Slide 36: CBP501のパイプライン価値 (2)
CBP501のパイプライン価値 (2) CBP501⽶国上市後の市場規模(⼀般的な検討要素をもとに当社試算) ⽶国市場でピーク時9億ドルの収益を⾒込む 膵臓がん3次治療 患者数 年間4.7万⼈以上*1 × 薬物治療を選択する患者の割合 20%〜70%*2 × 来院しない患者を考慮 80%程度が来院を継続*3 *1 The International Agency for Research on Cancer(IARC), GLOBOCAN2018 × *2 Anticancer Research, 2007; 27(4A):1789-1794 Oncologist, 2017; 22:925
Slide 37: CBP501欧州上市後の市場規模
(ご参考)欧州市場について CBP501欧州上市後の市場規模(⼀般的な検討要素をもとに当社試算) 欧州(英国含む)市場でピーク時5.5〜9億ユーロと推定 膵臓がん3次治療 患者数 年間6〜10万⼈推定*1 × 薬物治療を選択する患者の割合 20%〜70%*2 × 来院しない患者を考慮 80%程度が来院を継続*3 *1 ECIS(European Cancer Information System) Globocan 2022 data (EU27カ国、2022年)の膵臓がん罹患者数・死亡者数 をもとに3次治療患者数を当社推定 × *2 Anticancer Research, 2007; 2
Slide 38: CBP501のパイプライン価値 (3)
CBP501のパイプライン価値 (3) CBP501のパイプライン価値試算のめやす (単位︓億ドル) 上市後⼀定期間の末端販売⾼の推移想定 2027+X(Y1) Y2 Y3 Y4 Y5 Y6 末端販売⾼ 4.0 5.0 5.7 6.2 7.0 7.5 ※⽬標シナリオでの上市(2027年)からX年経過し、市場浸透が進むもののピークには未だ達しない6年間を想定したものです。 ロイヤルティ Y5 ピーク時 ロイヤルティ% 開発最終段階での提携。40〜80%を⽬指す ロイヤルティ収⼊ 2.8〜5.6 3.6〜7.2 ※開発最終段階で⽶国において提携先に販売委託、ロイヤリティ収⼊・現⾦収⼊の獲得を想
Slide 39: CBP501のパイプライン価値 (4)
CBP501のパイプライン価値 (4) 初期適応は⼩さいものの⻑期的な投与対象患者数(適応・地域拡⼤後)は⼤きく、 ⽇⽶欧で年間50万⼈以上 → 地 域 ⽶国 欧州 ⽇本 アジア 南⽶など 膵臓がん 11万⼈ 4.7万⼈ 3万⼈以上 3.7万⼈ 3次治療 (中国のみ) 膵臓がん 11万⼈ 5万⼈以上 4万⼈以上 4.3万⼈ → 適応拡⼤ 1次〜2次治療 (同上) ⼤腸がん 10万⼈のうち 2万⼈以上 5万⼈のうち 14万⼈のうち PD-1不能例など PD-1不能例など PD-1不能例など 肺がん 22万⼈のうち 5万⼈以上 11万⼈のうち 77万⼈のうち PD-1不能例など PD-1不能例など
Slide 40: 可逆的XPO1阻害剤 CBS9106
Away XPO1SAS Al CBS9106 -anBas ins i
Slide 41: XPO1阻害による抗がん活性のしくみ
XPO1阻害による抗がん活性のしくみ XPO1による核外排出 Felezonexor(CBS9106)によるXPO1阻害 Felezonexorは、がん細胞の細胞周期停⽌と アポトーシスを誘導することが⽰されており、 固形がんおよび⾎液がんに対する傷害性を有 します 核内の 蛋⽩質と XPO1の 結合を 核膜孔 ブロック 複合体 (出⼊り⼝) Felezonexorは、XPO1によ XPO1は、がん抑制因⼦、細胞周期阻害因⼦、 る核外排出を可逆的に阻害 転写因⼦など、がん細胞にとって都合の悪い する低分⼦化合物です さまざまな蛋⽩質を核外へ運び出しています ※ESMO2020(European
Slide 42: CBS9106の優位性
CBS9106の優位性 臨床第1相試験を有望なデータとともに終了 「安全性」「有効性」 「使いやすさ」でXPO1阻害剤のベスト・イン・クラスへ 上市済みのXPO1阻害剤︓ XPOVIO(Selinexor) ⽶国Karyopharm社 適応︓びまん性⼤細胞B細胞性リンパ腫・多発性⾻髄腫 XPOVIOは副作⽤が多く、適応も⾎液癌の⼀部に限られている 直近の臨床試験(STORM study、多発性⾻髄腫対象) ・・・89%の患者でグレード3以上の重篤な副作⽤報告、少なくとも2例の死亡報告 CBS9106の優位性 安全性︓ 最⼤耐⽤量の⾼さ(Stemline社による臨床第1相試験、E
Slide 43: CBS9106 初期適応と上市後の展開
CBS9106 初期適応と上市後の展開 CBP501同様に地域の拡⼤と適応拡⼤の可能性を追求 地域の拡がり 提携先Stemline社がMenarini社(イタリア)に買収されたことで 特に欧州への拡がりに期待 適応拡⼤ 臨床第1相試験(固形がん全般を対象とする探索試験)で 複数の癌種への有効性と⾼い安全性が⽰唆された • ⼤腸がん • KRAS変異がん • 腎臓がん ※ESMO2020ポスター発表など 42
Slide 44: CBS9106のライセンス内容
CBS9106のライセンス内容 Stemline社とのライセンス契約経過 2014年12⽉ ⽇中台韓を除く全世界を対象にライセンス導出 2018年8⽉ ライセンス対象地域を上記地域を含む全世界へ拡⼤ ライセンス契約に基づく収益 契約⼀時⾦・・・2014年12⽉ 10百万円、2018年8⽉ 5百万円 それぞれ受領済 技術アドバイザリーフィー・・・2014年12⽉〜2021年6⽉ 累計702百万円 受領済 マイルストーン・ロイヤルティ・・・今後の開発進捗によって発⽣ マイルストーン︓ピボタル試験*投与開始時・承認取得時などに発⽣。総額86百万⽶ドル • 到達想定時期の近いマ
Slide 45: その他の研究開発
その他の研究開発 前臨床試験までの段階のプロジェクト
Slide 46: 基礎研究〜非臨床試験段階のプロジェクトの状況
基礎研究〜⾮臨床試験段階のプロジェクトの状況 基礎研究〜前臨床試験準備段階のパイプライン(ピックアップ) CBT005 ⽇本⼤学医学部との研究連携(2023年9⽉14⽇公表)期間延⻑・内容拡充(2024年1⽉25⽇公表) 前臨床試験に向けて準備を開始する意思決定(2023年10⽉25⽇公表) ⽶国で特許査定受領(2025年1⽉6⽇公表) CBP-A08 最適化を完了し、財務状況等を勘案し前臨床試験開始を模索 IDO/TDO⼆重阻害剤 静岡県⽴⼤学と共同研究で最適化を進⾏中。⽇本・⽶国で特許成⽴ (2023年6⽉6⽇・2024年9⽉10⽇公表) ファルマバレー
Slide 47: 免疫スイッチ作動薬 CBT005
RAT Y F4F Ss CBTOOS ‘= CanBas er therapy by Ba a
Slide 48: CBT005の構造
CBT005の構造 ホスファチジルセリンに結合するペプチド4つと 薬物をリンカーで結合させたPDC(Peptide-Drug Conjugate) 狙い︓死にかけたがん細胞の新⽣抗原を利⽤して免疫スイッチを切替える 模式図 47
Slide 49: CBT005の作用機序
CBT005の作⽤機序 免疫スイッチ(ImmunoSwitch) 抗原提⽰細胞のTLRを活性化し、T細胞への指⽰を「攻撃する」に切替える 《想定している作⽤機序》 48
Slide 50: BLIEOIR
20252F6F BLIEOIR 7™ JL |- is HAR ing 1@) anBas erapy by Basi
Slide 51: 2025年6月期3Qの業績
2025年6⽉期3Qの業績 2025年6⽉期第3四半期損益計算書のポイント 事業収益計上なし CBP501臨床開発を中⼼に研究開発先⾏投資 2Q累計事業費⽤798百万円の内訳︓ 基礎研究費*1 161百万円 臨床開発費*2 420百万円 販管費217百万円 基礎研究費は若⼲増、販管費前年並み。臨床開発費はCBP501欧州第3相試験の申請・準備進捗に伴う費⽤増加 営業外損益(受取利息・為替差損・株式交付費) 2025年6⽉期3Q 前年3Q⽐ 注 事業収益(売上⾼) ー 百万円 営業利益 △798 百万円 損失増 244 百万円 経常利益 △831 百万円 損失増 278 百万円 四半
Slide 52: 事業費用の四半期推移
事業費⽤の四半期推移 四半期会計期間の事業費⽤推移(単位百万円) 欧州第3相試験 申請費⽤・準備費⽤ (薬剤製造製剤等の費⽤を含む) 51
Slide 53: 2025年6月期3Qの業績 (2)貸借対照表の推移
2025年6⽉期3Qの業績 (2)貸借対照表の推移(単位︓百万円) 流動負債 2024年6⽉期末からの主な変化 155 流動資産 流動負債 現預⾦ 1,888 → 2,597 91 ()四半期純損失 (+)新株予約権⾏使による資⾦調達 流動資産 2,724 純資産 流動資産 株主資本合計 2,304 → 2,633 2,308 純資産 2,669 • 新株予約権⾏使による資⾦調達が 純資産 営業CFのマイナスを上回る 2,340 固定資産 固定資産 124 100 2024年6⽉末 2025年3⽉末 *百万円未満切り捨て表⽰のため合計などが⼀部⼀致しません。 52
Slide 54: 企業価値評価向上への施策
企業価値評価向上への施策
Slide 55: 現在の企業価値評価に対するキャンバスの認識
現在の企業価値評価に対するキャンバスの認識 × ディスカウント = ⾜元の市場評価 ⼀般的ディスカウント要因 ⾜元の市場評価が変化した要因 企業価値 成功確率 パイプライン価値の周知 ‖ 時間価値 開発継続懸念などディスカウント要因が 成功時の 当社/創薬に特有の要因 薄れた パイプライン 開発継続資⾦の懸念 開発進捗の内容が⾒え、その価値評価が 企業価値評価に反映され始めた 価値の 評価の困難性 総和 ⼀般に代替的評価⽅法とさ 市場評価のさらなる向上に向けて れてきた製薬企業提携の有 開発のさらなる進捗と成果の公表 無や内容が使えない 情報開⽰の制約
Slide 56: CBP501は自社で開発を進める創薬パイプライン型へ
開発資⾦確保を図るファイナンスの実⾏(2023年5⽉資料) 第三者割当新株発⾏と新株予約権2種の組み合わせ 7億円を超える新株発⾏で、確実な資⾦をアップフロント調達 2種の新株予約権で、株価へのインパクトを抑制しつつ約54億円の段階的調達を⽬指す 2種類の新株予約権 第19回新株予約権(⾏使価額修正条項付き)︓確実性の⾼い資⾦調達を図る 第20回新株予約権(当初⾏使価額固定、⾏使価額プレミアム)︓より有利な資⾦調達を⽬指す • 発⾏⽇の1年後以降、⾏使価額修正型へ⾃動的に切替 いずれも最⼤⾏使株式数は固定されており、株価の動向にかかわらず希薄化の規模は限定的 CBP501は
Slide 57: 資金使途及び支出時期、充当状況
資⾦使途及び⽀出時期、充当状況 CBP501臨床第3相試験完遂までの費⽤と運営資⾦に充当する計画で調達 具体的な使途 ⾦額 ⽀出予定時期 詳細 (百万円) 対象疾患︓ 膵臓がん3次治療 試験形式︓ 多施設無作為化オープンラベル⽐較対照試験 被験者数︓ 合計300名程度 2023年5⽉ 主要評価項⽬︓ 全⽣存期間(OS) ① CBP501 5,500 〜2025年12⽉ *詳細内容は今後変更の可能性があります。 臨床第3相試験費⽤ 充当状況 23年5⽉〜 ⽶国臨床第2b相試験関連⽀出(実績) 約4億円 24年2⽉〜12⽉ 欧州臨床第3相試験関連⽀出(実績) 約7億円 ② 運営資⾦ 202
Slide 58: 新株発行、第19回・20回新株予約権発行の概要
新株発⾏、第19回・20回新株予約権発⾏の概要 Long Corridor Asset Management (LCAM)が⼀任契約に基づき運⽤するファンド 割当先 (LCAO, MAP246) 想定調達額 5,846百万円(発⾏諸費⽤325百万円を除く) 想定潜在希薄化率 合計23.69% 新株式の発⾏ 発⾏価額 1株あたり1,458円 普通株式 500,000株(729百万円相当) 払込期⽇ 2023年6⽉2⽇ ⼿法・諸条件 第19回・20回新株予約権の発⾏ 発⾏価額総額 19百万円 当初⾏使価額 第19回 1,619円(=発⾏決議⽇直前取引⽇の終値×100% / ⾏使
Slide 59: 2023年ファイナンス 現在までの調達と今後
2023年ファイナンス 現在までの調達と今後 第20回新株予約権 当初⾏使価額 1,781円 第三者割当増資 第19回新株予約権 × 当初⾏使価額 1,619円 1,000千株 × 2,250千株 ↑ 下限⾏使価額 株 2023年6⽉ 971.4円 価 1,453円 × 2024年 2023年7⽉ 2023年 2023年 2024年9⽉ 500千株 9⽉ 2025年 8⽉ 12⽉ 5⽉ 1,059.4円 726.5 1,003円 × 1,059.4円 × 971.4円 971.4円 × 971.4円 百万円 690千株 900千株 × × 400千株 × 360千株 300千株 200千株 9
Slide 60: 資金調達・開発資金確保に関する当社の現状認識
資⾦調達・開発資⾦確保に関する当社の現状認識 2023年ファイナンス︓概ね成功裏に推移 第三者割当増資・新株予約権⾏使の合計で34.3億円の調達 7.3億円の確実なアップフロント調達 新株予約権での調達は27億円にとどまっているが、株価へのインパクトを抑制しつつ 平均⾏使価額1,018.3円(下限⾏使価額+約5%)で段階的調達を実現 今後︓当⾯の資⾦に問題はなく、状況変化に応じて判断・対応 第3相試験資⾦需要の不確実性 当初の⾒込費⽤45〜50億円 • CRO契約など⼀部の⽀出は既に始まっている • ⼀⽅でプロトコール、実施施設数、組⼊ペース等によって上下どちらにも変動
Slide 61: 1—-ATJO-—
1—-ATJO-— ‘= CanBas er therapy by Basi a
Slide 62: 今後想定されるCBP501関連ニュースフロー
今後想定されるCBP501関連ニュースフロー 欧州臨床第3相試験開始承認受領 時期には不確実性があります 時期以外の不確実性は(予断は許さないものの)着実に減少しつつあります ↑ これらについてはブログ記事をご参照ください 臨床試験 臨床試験実施施設オープン(〜50施設を計画)= 被験者募集開始 開始承認受領から実施施設オープンに⾄る期間をより短縮するための準備も進捗 • 開始承認獲得を待たずに契約締結できる5カ国約30施設のうち半数以上と既に主契約締結済み 最初の被験者への投与(FPI) 61
Slide 63: Fv VNACRIS TAHIR
Fv VNACRIS TAHIR ing 1@ -anBas rapy by Basis
Slide 64: キャンバスを知る情報源
キャンバスを知る情報源 ウェブサイト https://www.canbas.co.jp マネジメントブログ https://www.canbas.co.jp/blog/ (不定期更新) X(旧Twitter)公式アカウント https://twitter.com/canbas4575 フォロワー6,000⼈超。主に個⼈投資家向けの情報発信/Q&Aチャネルとして定着 アナリストレポート フェアリサーチ 2025年3⽉6⽇最新版『薫⾵かおる季節を前に朗報を待つ』 シェアードリサーチ (随時更新) https://sharedresearch.jp/ja/4575 TV・インターネッ
Slide 65: 本資料に関するお問い合せ先
本資料に関するお問い合せ先︓ 株式会社キャンバス 管理部 IR担当 Email [email protected]